バカ天通信 NEO

KinKi Kidsへの愛を中心にバカを叫ぶ日記

アルスラーン栓記

むかしむかしのことじゃった

栗本薫さんのトワイライトサーガが好きな
未だうら若きたる少女がおったんじゃ
昔は少女だったんじゃ(当たり前じゃw)

その時に美しい表紙を描いてはったのが天野喜孝さんで
天野さんはファイナルファンタジーのキャラクターデザインもやってはって
その天野さんが表紙と挿絵を手がけている本を
たまたま見つけて手に取ったのがアルスラーン戦記でありました
何年前か覚えてなかったので調べたら最初の1巻が出たのが31年前
確かに若かったな…(笑)

映画にもなってその時一人で観に行ったよね
あの時のアルスラーン山口勝平さんで
ダリューンの声は井上和彦さんだった
ナルサス忘れた(おいw)
今考えると豪華声優陣だな

1章が7巻で完結して、しばらくして2章がはじまって
2冊ぐらい出てから本が出なくなったんだよね
10年ぐらい開いたんじゃないだろうか?

もうこれは出ないだろうだなとすっかり諦めてたら
またぽつぽつと、多少は年数開けながらも1冊また1冊と出て
今回の最終巻が出たのが1巻発売から31年後という
よくまあ終わったなと

この人の作品はこれしか知らなくて
1つ前の巻が出た時にものすごくショックな展開があって
友人から
『皆殺しの作者と呼ばれている』
という話を聞いて
最初からそうと知ってたら絶対に読まなかったのに!と煩悶して
ぶっちゃけこの1つ前の巻で読むのをやめておこうかとまで思ったよね

でもせっかく出合った作品だし
31年のけじめだと思って最後まで読んだけど
本当に容赦なくて正直ちょーー引いた(笑)
もう笑うしかないぐらい引いた

とりあえず最後のやっつけ感がな
面倒くさいからもうみんな殺しとくね
みたいなやっつけ臭がすごくて引いたよね

せめてもう少し早く完結までもって行ってくれてたら
せめて20年前に終わっていたら
もう少し感想も変わってたのかもしれないなと思わなくもない
いやどっちにしろ皆殺しは勘弁してほしいけど
架空とはいえ自分の中で生きているキャラクターを
殺されるのは本当にキツイんだよ

若い頃(本当に若かったw)夢中になって読んだアルスラーン戦記
こういう形で終わったのは私的に残念だけど
7巻までは(という前置きをつけざるをえないw)
大好きな作品な事には変わりないので
7巻以降は
なかった事にしとく栓しとく(笑)

みんなが笑顔で生きているエクバターナ
私の中だけにでもあってもいいじゃん

あとは十二国記が最終巻まで出てくれれば心残りはなくなるんだけど
ファンタジー系の終わりも、わりとバッドエンドが多いから
戦々恐々としている
でも最後まで読みたい
でも怖い
でもエンドレス(笑)

web拍手だよ