ＳＨＯＣＫ行ってきたゾ
行ってきたゾーーー
毎年ＳＨＯＣＫを観ると
すごいなー前回よりもちゃんと良くなってるなー
でももうさすがにこれ以上変える所ないんじゃないかなーと思ったりするんですが
翌年のＳＨＯＣＫを観て、自分の浅はかさに打ちのめされるという、いつものパティーン
まだこんなに良くなるんだ！
という良い裏切りを受け続けているワケですが
今年のＳＨＯＣＫはそんなレベルじゃないかもしれない。
ある意味新生ＳＨＯＣＫ。
同じストーリーのはずなのに同じものを観ている気がしない
まるで北島マヤと姫川あゆみの『奇跡の人』のような…！わかる人だけ判ってださいｗ
ということで超私的感想文
今回もネタバレシャットダウンして行ったので
え？今更？な事を云うかもしれませんがそこはご了承下さい（笑）
そしてネタバレ御免で書きますので
ネタバレ勘弁な方はどうかこのまま回れ右でお願いします。
回れ左でもいいです
（どっちでもいいからｗ）
まず全体的にアクロバティック志向が薄れてその分ダンスバンバーが強化されて
光一さんの肉体負担的を考えての事かもしれないけど
すごくいい傾向だなと思いました。
ぶっちゃけサーカスやサルティンバンコ観にいってるワケじゃないんだから
別にアクロバットなんか必要ないんだよ
と常日頃から思っていたので。
ストーリーも一層整理されて判りやすくなっている。
これはオーナーの変更がものすごくいい方向に行きましたよね。
かっちゃんがダメだったというワケではないですよｗ
かっちゃんの存在はあの時のＳＨＯＣＫには必要だった。
光一さんの座長という重責に余裕といったものを作ってくれたのはかっちゃんだと思うのですごく感謝してます。
そいう意味では今回の美波里さんは
ＳＨＯＣＫという舞台に厚みをもたらしてくれてるのじゃないかな。
ミュージカル女優として基礎の出来上がった本物の発声、本物の立ち振る舞い、しっかりした役作り
それが今回のＳＨＯＣＫを底上げしている気がします。
何より美波里さんは自分の立ち位置をしっかり理解してらして
あんな一流の女優さんなのに、出しゃばらず、前に出過ぎない様に気を配って下さっているのが
ステキで素晴らしい人だなーと思いましたね。
オーナーが女性になったという事によるいろいろな変更があって
２幕の夢のシーンが屋良さん中心に進んで行く事で
屋良さんの後悔や葛藤がすごく判りやすくなってそこがとても良かったです。
そうだよね、よく考えたらそこはライバルがやるべきだよね
と変更になって気づくｗ
その帰ってきたウルトラマンならぬ戻ってきた屋良さん。
ぶっちゃけると私的に屋良さんの評価は渋かったんです（苦笑）
華がなさすぎてスポットライト当たってないと存在感ゼロなのがなー←ひどいｗ
今回も山本くんと岸くんと３人で踊るシーンがあるのだけど
スポット外れたらもう十羽一絡げやねんなー←鬼ｗ
でも今回観てて思った。やっぱり踊りは歴代の中でピカイチだなーと。
やっぱりスピード感やキレは今までのライバルの中で一番あるし
屋良節ではあるけど、それなりのダンステクニックは持ってるし
ライト浴びて踊ってる分にはコウイチに見劣りしないのがイイ。
むしろ殺陣の場面では流れを引っ張っていってくれるからイイ。
そして何より
今回の屋良さんの役作りが結構好きなんです。
今までは完全にコウイチはオレのライバルなんだぜという立ち位置でいたのが
今回は、ライバルという立場になりたいけど絶対に叶わないとわかっている弟分
そんな可愛さが見えたよね
それは２幕の夢のシーンのお陰かもしれないし
屋良さんが一度ＳＨＯＣＫから離れた事で学んだ何かかもしれない
とにかく、散々ボロクソ云うた気もしますが
私は今回の屋良さんは好きです、と云いたかった（笑）
今回２幕を中心に大きなモノから小さな所まで、さまざま変更されていますが
大きな所では、太鼓のシーンはダンスが入ってシーン全体に締りがでましたね。
これと、２幕最初のダンスナンバーが今回トラヴィスさんの新曲だそうで
毎度同じ事を云うて申し訳ないですが、ワタシやっぱり『Higher』は好きじゃないんですよね（苦笑）
これは好みの問題なのでもうしょうがない、好きな人ごめんなさい
でも、今回追加の２曲はツボに入りました！すごくイイ！
特に２幕最初のゲットオアアライブ～♪て歌ってるやつ（だからアルファベットニガテｗ）
それまんまスリラーやん！ってやつ（笑）
あれ大好き
スリラーのＰＶをそれこそ振り付けを覚えるぐらいに見てたので
ああいうタイプ大好きなんですよね～
ゾンビにまみれて、ひときわ純潔でひときわ美しく
ひときわ高貴な光一さんが、最高にエロくてたまらんっす（笑）
太鼓の方は、外国人が見たJAPANというイメージですよね。
ガチガチの形式美だけど日本人はこういうのが好きなんだよなー
全体で和を表現していて、太鼓の音と共鳴して凛と美しい印象。
こっちもキリッとステキなダンスナンバーになってました。
まあやっぱり『ソリタリー』の破壊力には叶わないけどね
（笑）
好きすきでやばいもん。
コウイチが帽子被ってステージに立つだけで鳥肌たつもん
前奏かかると心臓バクバクするもん
踊りだすと鼻血吹くもん（吹くなｗ）
SHOCKがトラヴィスまみれになっていく中で
いつかこのナンバーが外されたら…！そう思うだけで目の前が真っ暗になるぐらい好きです（笑）
今回初の２階席での『ソリタリー』
素晴らしかった!!
１F４列目で観た時となんら遜色ないクオリティがそこにあった！
2F席から裸眼で見ていてもわかる
正確なステップ
フォーメーションの美しさ
そして光一さんの身体から放出する色気といったら！
これはもう１つの芸術ですね、日本の国技
世界遺産に認定するべき!!!!（おちつけｗ）
小さい変更は本当に沢山あって上げつくせませんが
楽屋でのケンカのシーンで
コウイチの暴走っぷりがとてもわかる
「やれるものならな！」というセリフに変更されてて
こういう細かい所から考えて変えてくるのはすげーなーと思いましたね。
暴走するコウイチがステキ
（笑）
そうそう階段落ちですが、なんか落ち方変わりました？
階段の落ち方を変えられるとかどんなだよ！と思うけどｗ
以前はゴロゴロゴロ…ボンッドーン！みたいだったのが
ゴロゴロゴロ…スルスルスル～って感じに変わって…全然伝わらないなっ！（大笑）
なんか以前よりも滑らかに落ちてた気がしたんですが
私が観た時がたまたまそうだったのかな？
その光一さん、髪を切って４日後の観劇だったわけですが
前髪はパッカーンになってました（笑）
もうパッカーンでクセついちゃってんのか？て思うぐらいパッカーンだった
可愛いからパッカーンでもいいけどさ
つか、パッカーンって一体なんだよって話だよ（笑）
擬音でしゃべる関西人ですみません
こうして帝国劇場その場所で踊り舞い歌う光一さんを観ると
心にいつもある不安や疑問が弾け飛ぶぐらいに
受ける感動はハンパなくて、もらうエネルギーは大きい
恐れ入りましたという気持ちでいっぱいになるけど
じゃあこれが堂本光一のすべてかと云われると
いやいや彼と云う人間のほんの一部にすぎないんだぜ、と云いたくなるんだよね。
SHOCKで見せる顔も
KinKi Kidsで見せる顔も
そしてスポットライトを浴びていない時の顔も
全部ひっくるめての光一さんなんだよなー
それら全部が愛しいんだよなー
だから何が云いたいんだというと
やっぱバランスよくキンキもやってくれよという話（笑）
とにかく
今年も素晴らしい舞台を観させて頂きました
まだ先は長いのでどうか何事もなく千秋楽が迎えられますように。
毛無毛無
